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ザイオンス効果:「この木なんの木〜」といえば?

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スタッフ雑記

2024/02/29

こんにちは制作のイイヅカです。

「この木なんの木〜」といえば、「気になる木〜」

「は・か・た・の」といえば、「しお!」

「そんなの関係ない」といえば、「はいおっぱっぴー」

ですよね。

このように、単純なフレーズをCMなどで度々耳にすると、つい口ずさんでしまったり、無条件で反応してしまうことがあると思います。

これをザイオンス効果と言います。

ザイオンス効果(単純接触効果)とは

ザイオンス効果(単純接触効果)は、何度も繰り返し同じ情報に触れることで、その情報に対する好感度や評価が高まる心理現象です。この効果は、広告やマーケティング戦略の中で広く利用されております。

マーケティングで使用されるザイオンス効果の実例

CMでの活用

具体例を挙げると、テレビCMがよく挙げられます。テレビを視聴する際、同じCMが何度も流れることで、そのCMに対する注意が高まり、商品やサービスに対する興味や関心が増す傾向があります。例えば、ある自動車メーカーが新型車のCMを放送し、何度も同じCMを視聴した視聴者は、その自動車に対する興味や好感度が高まり、購買意欲が増す可能性があります。

SNSでの活用

また、SNS上での広告や投稿もザイオンス効果を利用したマーケティング手法の一つです。SNS上では、ユーザーが何度も同じ広告や投稿に接することがあります。例えば、ある美容ブランドがInstagramで新商品の広告を投稿し、その広告が何度もユーザーのタイムラインに表示される場合、ユーザーはその商品に対する興味や好感度が高まる可能性があります。

店内での活用

さらに、リテール業界でもザイオンス効果が利用されています。店舗内での商品陳列やポップアップ広告は、顧客が何度も同じ商品に触れる機会を提供し、その商品に対する興味や関心を高めます。例えば、あるスーパーマーケットが特定の商品を目立つ場所に陳列し、何度も同じ商品に接することで顧客の購買意欲が高まることがあります。

エンタメでの活用

さらに、音楽や映画などのエンターテイメント業界でもザイオンス効果が見られます。ある楽曲や映画が何度もメディアで取り上げられ、何度も聴かれる・観られることで、その楽曲や映画に対する興味や好感度が高まります。例えば、あるアーティストの新曲がラジオで何度も流れ、何度も聴かれることでその曲に対するファンの支持が高まることがあります。

ザイオンス効果の注意点

一方で、最初に受けた情報がネガティブなものだった場合、繰り返し接触することで逆効果になることもあります。例えば、ある商品の広告が最初に否定的な評価を受けた場合、その商品に対する負のイメージが強まり、繰り返し接触することで顧客の避ける傾向が高まる可能性があります。

まとめ

以上のように、ザイオンス効果は広告やマーケティング戦略の中で広く利用されており、何度も繰り返し同じ情報に触れることで、その情報に対する好感度や評価が高まるという心理現象です。この効果を利用することで、顧客の興味や関心を引き付け、ビジネスの成功につなげることができます。