RPAとは、Robotic Process Automation(ロボティック・プロセス・オートメーション)」の略称です。オフィスワーク業務をAIや機械学習などを取り入れたロボットが代行する取り組みのことです。つまり、業務の自動化です。
今まで、工場においては、ベルトコンベアなどの産業用ロボットが採用されてきましたが、オフィスワークにおいては、人が担う部分が多くありました。そこにRPA(ソフトウェアのロボット)を導入することで、オフィス業務の効率化が図れるようになりました。
単純作業などを自動化することで、作業のスピードが上がり、業務の効率化が図れます。また、業務のレベルを均一化することができます。
ヒューマンエラーといった人為的なミスを減らすことができます。そのため、業務の品質を保つことができるようになります。
今まで人が行っていた作業を自動化することができるので、人件費の削減につながります。
少子高齢化により、労働人口が減少しているため、人手不足に悩んでいる会社も多いと思います。RPAの導入により、人材不足の解消が可能になります。
オフィスワークのなかでも、RPAに適しており、自動化がしやすい業務を一部紹介します。
人事事務作業
●従業員の勤怠管理
●パートスタッフ等の雇用管理
経理業務
●売上伝票や領収書、請求書データなどの処理業務
データ分析
●お問い合わせに対する自動返信や処理
顧客対応
●過去データを分析し、商品の受発注を行う
●お客様情報などのデータ入力作業や集計作業
営業活動
●顧客情報の分析、管理
●Webサイト巡回による情報収集、マーケティング
Point
1
毎日、毎週、毎月に必ず行うような、定型業務を洗い出し、どのような業務を自動化すれば、従業員の負担が減り、効率化が見込めるのかを確認し、さらに、それがRPAで対応できるのかを確認する必要があります。RPAの導入で現場が混乱し、非効率になってしまっては、本末転倒です。
Point
2
自動化する業務を明確にしたら、次は、その業務のマニュアル化が必要になります。マニュアル化が出来ていない状態では、RPAに置き換えることは難しいといえるでしょう。
さらに導入した後でも、自動化した作業と人間が介在しなくてはならない範囲が曖昧だと、運用の効率が低下します。そこでも、業務の範囲や業務フロー・作業手順を決めておく必要があります。
今、RPAは、多くの企業で導入されつつあります。
業務を自動化することで業務を効率化させます。
RPAを使うことで、今まで人間が行っていた作業を機械が行えるようになるため、基幹業務に人員を充てることができます。これは、働き方改革にも繋がります。
人材不足といわれる今、RPAに取り組んでみませんか。弊社が全力でサポート致します。