ユーザビリティとは、IT分野では、「使い勝手の良さ」という意味で使われています。さまざまな機能に、簡単な操作でアクセスでき、使っていてストレスや戸惑いを感じないことが、優れたユーザビリティにつながると言われています。
たとえば…
せっかくお客様がアクセスし、問い合わせしようとしてくれたのに、ホームページの情報が整理されていなかったり、問い合わせボタンがわかりにくかったりすると、問い合わせを諦められ、ホームページから離脱されてしまいます。
ホームページは「満足度」を高めることが大切です。文章を読みやすくしたり過不足のない内容にしてコンテンツを増やすことで満足度が上がり、繰り返し訪れたくなるホームページになります。
ホームページの使い勝手が悪く目的を達成するまでに時間や手間がかかってはそのホームページに滞在したくなくなってしまいます。効率よく目的を達成できるホームページにしなくてがなりません。
目的を達成するまでの正確さや完全性を高めることが重要です。探したいものの見つけやすいか、操作が間違えにくいかよって、そのホームページに滞在していたいかが別れてしまいます。
●有効性:ユーザが指定された目標を達成する上での正確さ、完全性
●効率性:ユーザが目標を達成する際に、正確さと完全性に費やした資源
●満足度:製品を使用する際の不快感のなさ、および肯定的な態度
探したいものが探せなかったり、間違ったものを探してしまうようでは、そのWebサイトは「有効さ」が低いのかもしれません。
目的のものを探せたとしても、そこまでに費やす時間や手間が多ければ、「効率」が悪いのかもしれません。
そのWebサイトを見たとき、読みにくさや説明不足などがあると、「満足度」が落ちてしまいます。
弊社では、ユーザビリティを意識して、ホームページ制作を行っています。
●ホームページにおいて、「ユーザビリティ」は利用するユーザーの熟練度によって左右されることがあります。たとえばヘビーユーザーがターゲットの場合、熟練時の「効率性」が重んじられると想定されます。反対に資料請求用のホームページならば、使用回数が一回のみと考えられるため、「学習のしやすさ」が最も重要になってきます。オンライン証券などでは「効率性」、ECサイトでは「記憶のしやすさ」、出会いサイトなどエンターテインメント系サイトではスピードや効率性よりも「主観的満足度」が優先されます。
Point
1
初めてホームページを見たお客様よりも、定期的にホームページを見てくれているお客様の方が売り上げにつながりやすいため、何度もホームページを見てもらい、自社やサービスをより詳しく知ってもらうことで、ビジネスチャンスを広げます。
Point
2
Webサイトからの「離脱」とは、自社サイトへ訪れた利用者が、次のページに進まず、そのWebサイトを閉じることです。
サービスや商品の購入等により離脱することは悪いことではありません。しかし、そのページに魅力を感じずに離脱してしまうことは、とてももったいないことです。
ホームページの利用者の関心を高め、資料請求やサービスの提供までのボタンやリンクをわかりやすくすることで、離脱率を下げることが重要です。
Point
3
ホームページ利用者にとって、有益な情報が載っていれば、そのホームページに滞在する時間は長くなるでしょう。ホームページの滞在時間を延ばすことは、SEO対策(検索エンジンの上位表示)の指針の一つになります。わかりやすく、興味を持ってもらえるホームページ制作が重要になります。
コンバージョンとは、セッション数(ユーザーがサイトを訪問した回数)と、コンバージョン数(成約した数)で求められます。つまり、ホームページに訪問した利用者のうち、商品やサービスの成約まで至った確率のことです。
コンバージョン率を上げて、迷わず商品やサービスへたどり着けるようなホームページ制作が重要になります。
ターゲットを設定することや、ホームページの最初の印象を上げること、わかりやすい見出しの作成や、画像の使用など、魅力的なホームページを制作することで、ビジネスチャンスを広げていけるのです。
全ての人にとって使いやすいホームページを制作することは難しいですが、誰にとってベストなのか、どんな場合にベストなのかなど、優先順位を付けて、バランスのとれたホームページを制作することが、ユーザビリティの向上に繋がります。
弊社では、お客様に寄り添い、詳しく話を聞くなかで、お客様にとって使い勝手の良いホームページ制作を行っています。